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のろま認定
起きる時間に起きてこない、サッサと着替えない、ご飯を食べるのが遅い。そんな子供だった私が幼稚園に行くことに。さぁ、育児全力投球の母が考えた解決方法とは・・・。
パブロフの桃太郎
ノロノロしがちな幼稚園児だった私に、時間通りに動くことを躾けてくれる母。分刻みの予定表はその役割を果たすのか?そして母が編み出した秘策と思いがけない落とし穴とは?
↑母が考えた《分刻みのタイムテーブル》の話をしましたが
毎朝怒られまくった結果、私はどうにか朝の習慣を身に付けることが出来ました。
めでたし、めでたし。
お母さんありがとう。
ですがもうひとつ・・・
同時に私が身に付けた
いや、身に付いてしまった
習慣があります。
これ↓
口紅を塗る母を見ると謝る習慣。
習慣と言うか、もはや条件反射。
口紅を塗った後、上下の唇を合わせて「ンパッ」とやるあの動作。
この「ん~」の表情が、母が怒っている時にする
《口を真一文字に結んだ表情と同じ》でして。
化粧している母を見かけると
反射的に謝罪する子供になりました。
怒られる事をした覚えはない。
しかしそんな事は関係ない。
母を怒らせたら見捨てられる!
見捨てられたら生きていけない!
母を怒らせてはならない!
怒っているかもしれないなら
即刻謝らねばならぬ!
という見捨てられ不安からの
変な習慣^^;
ちなみに・・・
このパターンで謝った時の母の反応は
「なに??? 変な子ね?」
くらいのリアクションでした^^;
切ない。
切ないといえば・・・
「母は切ない気分だっただろうな」
って話がありましてね。
致し方なかった気もするけど
若干申し訳なさを感じる思い出なんですが。
昔って、幼稚園の恒例行事として
母の日やら父の日に《親の似顔絵》を描いて
教室に貼り出す、ってのがあったんですよ。※四十年以上前の話です
私の描く絵、心情が溢れ出しちゃってたんですよねー。
父の日↓
にこにこパパ。
母の日↓
まさかの鬼。
なんかゴメン。
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