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↑前回のこぼれ話です。
小学一年生になった時に
お金と通帳と届出印を持って郵便局に行き
入金伝票(入出金伝票だったかな?)を書いて
窓口に出して貯金をするやり方を母に教えてもらいました。
そんな我が家の、お年玉のルールの記事を書いていて
郵便局の口座にまつわる話を思い出したので
いつものイラスト入りの記事とは少し毛色が
違いますが書いてみようと思いました。
よろしければお付き合いください♪
「お年玉はお母さんが預かっておくから」
と言われて親に預けたら二度と帰ってこなかった
なんて話をたまに聞きますが・・・
我が家の母はキチンと!ちゃんと!の人なので
そういう事はありませんでした。
私がお年玉を貯金していた郵便局の口座も
しっかりと私名義のものでした。
その口座は母が作ってくれたのではなく・・・
私が幼い時に祖父が「孫の七五三の記念に」と言って
753円を入金して開設してくれた郵便貯金口座。
そういう素敵なアイデアを考えてくれたりもする
明治生まれの粋で多趣味なおじいちゃんでした。
しかもなんと!届出印は祖父の手作り。
現物↓
↑写真では隠してありますが・・・
印面には祖父母や両親が私を呼ぶ時に使っていた
あだ名がカタカナ二文字で彫られています。
四角く縁取りもされているのですが
当時祖父が七十代だったことを思うと
きっと老眼もあっただろうし、細かい作業は
結構大変だったんじゃないかなぁなんて思います。
この印鑑は大事にしまってあったので
「記事に写真載せよう」と探した時にすぐ見つかりましたが
通帳の方は見つけられませんでした。。。どこやっちゃったのかなぁ?
実は、この通帳にはもうひとつエピソードがありまして。
昔の郵便貯金通帳って、今の金融機関の通帳と違って
ノートみたいにタテ型で開くタイプの物でした。
↓こんな感じ
で、この通帳の一番最初には
祖父が口座を開設してくれた時の
753円の金額が印字されていました。
先ほど書いた通り
当時は郵便局の窓口の人に
通帳と届出印と入出金伝票など渡して
手続きをお願いしてやってもらっていたのですが・・・
数年後にちょっとした事件が起きました。
当時の《通帳に印字する機械》は現在とは違い・・・
通帳を挿入した時に開いているのが印字済のページだったとしても
機械側で「このページには印刷できないよ」と教えてくれる機能が
無かったんだと思うんですよ。(ややこしいですね、図解します!!)
1ページ目の祖父の入金記録があるページを開いたまま ↓
郵便窓口のお姉さんが2ページ目の印字をしてしまい ↓
窓口のお姉さんの印字ミスで重なって印刷されてしまい
祖父が最初に入金してくれた753円の数字が見えなくなってしまったんです。
これがいつの出来事だったか(通帳も見つからないので)
定かではないのですが・・・
手続きが終わった時点で窓口のお姉さんに呼ばれ
「申し訳ありません!開くページを間違えてしまって・・・」と
数字が重なった通帳を見せられた時に、私泣き出しちゃったんです。
その後、自分でお姉さんに753円の話を説明をしたのか
はたまた母親に来てもらって一緒に説明をしてもらったのか
定かではないんですけど・・・
「通帳はもう仕方ないんだけど、悲しい気持ちと涙が止まらない」
と思いながら泣き続けたのは覚えています。
という話を思い出したのに・・・
肝心の通帳が行方不明というだらしなさ。
ちなみに・・・
今は祖父母が孫の名義の口座を作るのは難しい※みたいです。
当時(昭和五十年代前半)は作れたんですねぇ。
※ちょっと調べたら、法定代理人であれば口座開設の申し込みが可能なようです、が・・・まぁとにかくサクッと「孫のために口座を開設♪」っていうのは今は難しいみたいです。←素人の簡単なネット調べの話なので・・・正確な情報が必要な方は金融機関にお尋ね下さいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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