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もうだいぶ前の話なのですが・・・
父の兄(私の伯父)が胃ガンで入院していました。
無事治療を終えて退院が決まったので
帰ってくる前に掃除でもしておいてあげようかと
近所に住む両親が伯父宅に行ったらしいのですが・・・
妻に先立たれ、10年近く一人暮らしをしていた
伯父の家は、なにやらとんでもない状態だったらしく
お父さんと二人じゃ無理だから掃除手伝いに来て、と
他県で一人暮らしをしていた私もなぜか駆り出されることに。
行ってみたらまぁ確かになかなかのゴミ屋敷状態^^;
「こんな状態で病人の帰りを迎えられない!」と
大掃除や介護用ベッドの導入計画を立てる母。
だがしかし・・・
伯父は昔からだらしない酒の飲み方をする人で
父はそれを嫌って兄弟仲はあまりよろしくない。
しかも!大体!そもそも!
伯父には息子が二人いるのだ。
二人とも遠くに住んでいるわけでもない。
所帯は持っているが小さい子供が居るわけでもない。
なんなら・・・
手伝いの為に呼び出された私の方が
遠くに住んでいるのだ。
息子二人(とお嫁さん)が来ない理由は
まぁ何となく想像がつくが…それはさておき
大病をした伯父が帰ってからの生活を考えると
多少の掃除や生活の準備はした方がいいよね、とは思う。
そうは思うが、だがしかし!
母がやろうとしている完璧な自宅療養準備の計画には
父も私も「そこまでしなくても…」というのが本音だった。
伯父は動けない状態で退院する訳ではないので
とにかく普段生活していた荒れ放題の部屋を
床が見える状態にして綺麗な布団を敷き
立ち入ることもままならない台所や
開けるのが怖い冷蔵庫を整理し
最低限困らぬ状態にした上で
後は息子達に任せてもいいのではないか?
というのが父と私の見解。
しかし母は・・・
「誰かのために私が考えた
一番いい方法が正解で正義!
だからそうするべき!!!」
という少々厄介なタイプ。
母のいう事は間違ってるわけではない。
確かにそういう方法もある。
それは分かる。
でも「そこまでしなくてもいいのでは?」とか
「兄貴はどうせ使わないからいいよ(要らないよ)」
とかいう家族の意見もちょっとは聞いてほしい。
あと、機嫌が悪くなるのは勘弁してほしい。
それこっちのセリフだよ!www
結局・・・
夫と娘の意見には納得いかない様子だったが
私と父が「いやいや…ここまででいいでしょ」
と思うところまでしか作業をしなかったので
それ以上は母もどうしようもなく、渋々受け入れた様子だった。
が・・・
嫌な予感しかしない(笑)
ちょwww ひどくなーい?
想像を超えてきた。
結局、介護用ベッドはレンタルせず。
が、床に布団は絶対無理だ!という事で
応接用のデカくて重たい机の上に
布団を敷いてベッド代わりの
寝床を作ることで決着。
こう言っちゃなんだが、寝にくそうである。
ちなみに伯父は・・・
退院したその日から
馴染みの居酒屋に行き
ソファーだかコタツだかで
寝ていたそうです。
ざんねーん。
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