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トラウマ脱出物語 第一話→自己嫌悪の深まり
母は、昔から私にこう言う。
ほう。
ほうほう。
ほうほうほう。
うん、それは知ってる。ありがとう。
ただね、お母さん。
我々は母娘ではあるが
違う人間なのである。
お母さんがやりたかった事と
私がやりたいと思う事。
お母さんが嬉しいと感じた事と
私が嬉しいと感じる事。
お母さんがやってもらいたかった事と
私がやってもらいたい事。
それは必ずしも同じではない。
なので、母が「良かれと思って」
私にしてくれたことの全てが
私にとって良かったかというと
正直そうでもない事もある。
特に、母が自身の良き思い出と重ねて
私にも同じことをやるよう強制し
かつ出来が悪いと猛烈に怒られた挙句
「私が一生懸命やった形」ではなく
「母が納得のいく状態」にしないと
許してもらえなかった事というのは
私にとっては正直いい思い出ではない。
が、うっかり正直に・・・
なんて言おうものなら
激詰めされた後に・・・
キレれられる。
挙句、そばでテレビを見ていた父にまで
とばっちりが行く。
ごめんよ父さん。
だけど、不思議な事に・・・
「良かれと思った事をやらせようとする親」と
「それをやりたくなかった子供」の話を
テレビなんかで見かけると・・・
「子供には子供の考えがあるのにねぇ」
とかなんとか言っちゃうの、うちの母w
母の事を「毒親」とカテゴライズするのは
少々気が引ける思いがあるけれど
毒親と言われる親の特徴として
他人の話だとごく一般的な境界があるのに
家族間になるとそれが無くなってしまう
という話を聞く。
あらら、それそれ。まさに母。
とはいえ母も八十を超えて
もう変わることは無いだろうし
今更、家族間の境界を理解して欲しいと
話をしてみたところで楽しくない時間になるだけ。
幼少期のトラウマからも脱却したことだし
今後は母がそういう話題を持ち出してきても
にっこり笑って話題を変える事にする。
平和バンザイ。
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