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トラウマ脱出物語【完結】

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トラウマ玉の好循環

トラウマの影響の悪循環が好循環へと変わり
感じた事の無い種類の母への感謝の気持ちと共に
静かにトラウマ脱出の瞬間を感じた・・・
という話まで書きました。

その記事はこちら↓

幼少期のトラウマ脱出の瞬間は静かにやってきた
私を苦しめていたトラウマによる悪循環は、見捨てられ不安が小さくなったことで好循環へと変わる。心境の変化が訪れたその先に、静かにやってきたトラウマ脱出の瞬間。

 

「トラウマ脱出したんだ」

そう感じて心が軽くなってからは

どこか逃げ腰で避けるように

接していた母との付き合い方も

「どこからでもかかってきなさい♪」

という感じの心持ちに自然と変わりました。

両手を広げるたいこ

 

すると不思議な事に

すぐに母にも変化が表れ

私をグイグイ追いかけたり

バンバン詰めてくる感じが無くなり

楽しくやりとりできるようになりました。

 

ま、母は相変らずな時もありますが

そこは義父とのやりとりで学んだ

話は聞くが受け止めずに笑って流す!

これがストレスなく出来る様になりました。

ノーダメージで母と会話

 

ここで遂に・・・

 

気づきの点と点が繋がった

母との付き合い方発見!

遂にミッション完了!

 

自分に幼少期の影響によるトラウマがある

と感じてから、試行錯誤を繰り返し

自分や母との付き合い方を見つけるまでの

【トラウマ脱出物語】シリーズ。

今回の記事で完結となります。

 

この記事↓から始まって・・・

自己嫌悪の始まり
幼少期のトラウマを自覚し出してからの数年間は、うまくいかない事があると完全に親のせいにして変わろうとしなかった私。そんな私が「このままじゃダメだ!変わらなくちゃ!」と思ったキッカケは・・・。

ここまで19話!

思いの外、長編になってしまいました。

 

長いシリーズにお付き合い下さり

どうもありがとうございました!

トラウマ脱出物語画像集

 

 

私は自分が親になる事がなかったのもあり

いつまで経っても「子供目線」でしか

物事を見られていないんだろうなぁと

感じています。

※このブログのURLである「toriwasure.com」は
年を「取り忘れ」てるなぁと感じて選んだものなんです。

 

同年代の友人達が親になり子育てや仕事の場で

自分の事どころではない状態で活躍するなか

私はいつまでも自分の事でテンヤワンヤ。

 

自分と友人の脳内比較

 

48歳にしてやっと自分の心の持ちようや

母との付き合い方が見えてきた

というのは、少々情けなく

恥ずかしい気もしますが

事実なんで仕方なし。

 

でも…根の深さや事の大小は違えど

幼少期の嫌な思い出とか親との問題は

多くの人が抱えていると思うんですよね。

 

皆何かしら抱えている

 

心に引っかかっている事があっても

しっかりと自分の軸を固めて

抱えている闇は表に出さず

一人の大人として人生を歩む事が

自分にだって出来るはず!

そう思っていました。

 

けれど私には・・・

自分の思考や感情を制御する事が

どうしても出来ませんでした。

 

仕事や趣味に熱中した経験もありますが

それでも活動を続けているうちに必ず

同じ様な問題に行き当たってしまい

身動きが取れなくなるのです。

 

足かせが重くて動けないたいこ

 

数えきれないほど何度も何度も

気持の仕切り直しを繰り返し

次こそやれる!頑張るぞ!と

決意をして物事に臨んでも

また動けなくなってしまう。

 

四十代中頃に差し掛かってからの

ここ数年は特にそんな感じで

気付けば五十歳が目の前。

 

こりゃ何としてでも腹を括って

サッサと自分を変えていかないと

あまりに中途半端でモヤモヤしたまま

人生を終える事になってしまうかもしれない!

 

今は元気でいてくれる両親も

八十を超えた事を考えると

関係改善のチャンスは

そんなに長くはない。

 

そんな危機感や決意を新たに持ち

改めて自分や過去と向き合っていくうちに

少しずつ物の見え方が変化していきました。

 

トラウマ改善やアダルトチルドレン脱却には

根気よく諦めず焦らずに時間をかけて

取り組むことが必要とは聞くけど

本当にその通り。

 

トラウマAC脱却には時間がかかる「確かに」

 

前々回の話で書いた

「実は見捨てられたこと無いんじゃない?」

と思ったのなんて本当に最近。

ほんの3ヶ月ほど前の話

なんです。

私は一体どれだけの時間を

費やしてきたのか・・・^^;

迫りくる49歳50歳

 

とは言え、3か月前に

見捨てられていなかった事に

気が付いてから・・・

トラウマを脱出して

母との関係改善に至るまでは

本当にあっという間でした。

点と点が繋がるまではあっという間だった

 

 

それからトラウマ脱出の時に

意外だったことがありました。

 

それは・・・

「トラウマ脱出の瞬間」

実感できたこと。

 

これまで幾度となく

スイッチを切り替える様に

劇的に自分を変えようとして

ことごとく失敗してきたので・・・

自分を劇的に変えたい

自分を変えるレバーは無い

トラウマ脱出も生き辛さが少しずつ減っていったのと同じ様に

ジワジワと変化して境目などなく

いつのまにか脱出するもんかな

と想像していたんです。

だから「あ、今抜けた!」と感じた時は

そういうもんなの?と逆にビックリしました。

幻のトラウマ脱出ボタン

 

 

ですが・・・

 

三週間かけてトラウマ脱出物語を

書いている間に・・・

やっぱりトラウマ脱出スイッチは無い

と思う様になりました。

トラウマ脱出ボタンは無かった

 

 

私がトラウマ脱出を感じた瞬間というのは

脱出スイッチを発見した訳ではなく・・・

私に必要だった時間をかけて準備が整い

「トラウマ脱出の覚悟を決めた瞬間」

「なりたい自分になると腹を括った瞬間」

だったんだ、と思います。

 

 

三つ子の魂百まで(も)とか

雀百まで踊り忘れずという様に

幼少期の環境で身に付いて変わらない

思考や行動の癖は今でももちろんあります。

 

でも、もう今までの様な

生き辛さの原因とは感じず

自分がやりたいなと思う事や

ありたいなと思う姿に向かって

「こういうとこあるから気を付けよう」

「ついこう思っちゃうけどそれ多分大丈夫」

と自分に声掛けをしながら進んでいこうと思います。

 

色んな癖がある

 

 

コレを読んでくださっているあなたは

もしかして心の穴埋めの最中だったりしますか?

 

 

心に空いた穴の広さや深さは

人によって違うから・・・

 

すぐに埋めれらる人もいれば

埋めずに橋を架けて渡れる人もいれば

長い時間がかかる人もいると思います。

 

心の穴と埋め方のタイプは色々

 

繰り返し同じ様な事に引っかかって

なかなか前に進めなかった長時間タイプの

私の話をつたない文章と下手なイラストで綴った

トラウマ脱出物語シリーズですが・・・

どこか少しだけでもあなたの穴埋めのヒントに

なるところがあったら嬉しいなぁと思います。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございました!!

 

完。

 


 

次回からは連載中に思い出した話や

夫や義両親とのエピソードなどを

通常営業?で書いていきます。

 

イラストブログ「カレーライスに干しぶどう」

これからもどうぞよろしくお願いいたします♪

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