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親に叩き込まれて感謝している事
「人に何かしてもらったらお礼を言いなさい」
これは、小さい頃から母に言われていた沢山の事の中のひとつである。
おかげで私は小さいうちから「ありがとう」と人に言う事が
習慣として身に付いていた。
それはその後、学校でもアルバイト先でも友達付き合いにおいても
まぁとにかく現在に至るまで、ありとあらゆる人生の場面において
人間関係を円滑に進める事に大いに役に立ったと思う。
良き習慣を叩き込んでくれて感謝している。ありがとう。
ちょっと言わせて欲しい。
子どもながらに感じる矛盾
世の中には、有難迷惑ってあるじゃないですか?
自分の事を考えて何かをしてくれた、というその気持ちは有難いけど、実際の行動は有難くないぞ、っていう。
迷惑とまで思わないにしても・・・
「ちょっとそうではない、それではない、そこではない」的な。
それって・・・子供でも感じるわけですよ。
もちろん、有難迷惑なんて言葉は知らないし「気持ちは有難いと感じるけれど、実際の行動についてはちょっと…」なんてロジカルに考える事も出来ない。
でも、なんかアレ?とは思う。
そして、普段言われている事のなかに「嘘はつかずに正直に言いなさい」というのもあったりするんですよね。
となると、私の頭は混乱するわけです。
うむむむ?
感謝すべき!喜ぶべき!出来ないのは悪い子です!
してもらった事に対して、ありがとうと言わない・喜ばない、という事を母は許してくれませんでした。
ありがとうと言うべき。子どもらしく喜ぶべき。
そうしないのは間違ってる。そんなあなたは悪い子。
そうなっちゃうと・・・なんか、ねぇ?
小さい頃はとにかく母が怖かった。母に見捨てられたら私は生きていけない。
追い出されるのは阻止せねば!
そうなると、もう嬉しいと思おうが思うまいが関係ない。
子どもらしく大喜びすれば、母の機嫌は良くなる。
褒めてもらえて、居心地も良くなる。
自分の気持ちなんてものはどうでもいい。
うぇ~い♪
母の教えの核があって、社会勉強もあって・・・
子供はどんどん成長します。
親以外の人と触れ合う機会がどんどん増え、周囲の人からも色々な事を学び
「気持ちは嬉しいけど、ちょっとそれじゃない」という場面に遭遇した時に
どう行動したらいいか?というのを・・・
多少の失敗なんかもしながら学んでいきます。
今となっては、母が子供に教えたい事の核の部分が何だったか?というのは完全に理解しているし、おかげさまで身に付いたなぁとも思うし・・・
ついでに言うと、幼い頃から母の顔色を窺う事も多かったので、とっさに人の顔色や空気を読むことも自然に覚えたし(笑)
そういう部分も含めて、概ねありがとう、とは思っております。
けど、せっかくいい事教えてくれてるのに、子どもの反応が思ったのと違った時に「悪い子扱い」して激怒りせずに、もう少し冷静に向き合って欲しかったなぁなんて事も思ったりもします。
だってね・・・
染み付いた見捨てられ不安により拗(こじ)らせた恋愛の数々よ・・・
まぁこれも今となっては、ほろ苦い思い出へと変わっているので、心の中のセピア色の紙袋に入れて、そっと置いてある無害の物となってますけど・・・
「母の希望に沿わないと超怒られる」という幼少期からの恐怖体験は、私になかなかの爪痕を残し、恋愛に大きな影響がありました。
彼氏が何かしてくれたら喜ばなければいけない!
そうしないのは悪い事だし、彼氏に嫌われてしまう!
彼氏の望むような振る舞いをしないと気分を害してしまう!
↑コレ、付き合いたての頃は、大丈夫なんです。
普通に快活でおバカな元気いっぱい人間なんだけど・・・
ちょっと付き合いが長くなると、もう不安で不安で仕方ない!
数々の恋愛を拗(こじ)らせましたよ。ふぅ。
あ、でも、なんか↓こういうパターンもあった。
全力で喜んだし、しばらくつけてた。
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