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親を恨む気持ちはどうすればいいの

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トラウマと思考の連鎖
思い通りにならないと気が済まない母に散々嫌な思いをしていたのに、あらら?いつの間にやら私も似た様な思考パターンになっていた。似ているがゆえに母が抱える不安や寂しさは理解出来る。なんとも面倒くさい母娘の話。

ちょっと脱線している昨日の記事はこちら↑

母には受け入れ難い話
私の心身の状態を聞いた母。ビックリして、泣いて、そこから・・・あれ?

脱線前の一昨日の記事はこちら↑

 

 

湿疹出来た

娘(私)が幼少期の影響でうつ病になったと聞かされたが、母はイマイチ受け入れられず体調を崩してしまい、それを私に訴えてくる。

 

まぁ私も好きで病気になったわけじゃないし

心身ともに具合悪い真っ盛りだったし

「そう言われましても、私にどうしろと・・・」

というのがこの時の本音でした。

 

**********

 

さて、うつ病治療中だった私は

過去の出来事と感情の整理をしていたのですが

しばらくの間大きな勘違いをしていました。

 

「過去の嫌だった記憶や親への恨みの感情」を

「親にしてもらって嬉しかった事や楽しかった事」

「親に対する感謝の気持ち」などで

相殺しなければいけないと思っていたんです。

気持ちの相殺

 

それが出来なければ親への恨みの感情を

ずっと持ち続ける事になってしまう。

 

そのままではきっとうつ病も治らない。

自分の考え方や生き辛さも変えられない。

嫌な気持ちや恨みは撲滅しなきゃいけない。

 

そう思っていました。

 

でも…頑張っても気持ちの相殺は無理でした。

相殺できない

 

しかも、相殺が出来なかっただけではなく

「自分で決めたのに出来なかった」

という体験を増やしてしまった事で

意志の弱さや情けなさを感じて

自己嫌悪を上乗せトッピング。

上乗せ自己嫌悪

悪循環やないかーい!

 

気持ちの相殺に失敗した私の次なるチャレンジは・・・

「嬉しかった記憶や親への感謝の気持ち」を沢山思い出して

「親への嫌な記憶や恨む気持ち」を包み隠してしまう事。

 

気持ち隠ぺい

 

コレが出来なければ、私は変われない!

恨みも嫌な気持ちもずっと持ったまま!

それではうつも治らない!

早く病気を治さないと周りに迷惑をかけ続けてしまう!

と、自らを追い込むのですが・・・※うつ治療中にそれはよろしくない

 

気持ち隠ぺい失敗

 

隠すことも無理でした。

 

 

焦りは禁物と先生やカウンセラーさんに言われても

周りに迷惑ばかりかけている気がしてしまい

「早くうつ病を治さなくちゃいけない!」と

気持ちは焦ってしまいます。

 

焦る気持ちは「出来ない自分」への嫌悪となって

ドンドン自分を傷付け続ける、これまた悪循環。

自己嫌悪沼は深さを増していくばかり。

自己嫌悪沼

 

 

そんな感じでバタバタ足掻きまくっていた私ですが

当時の夫や事情を知る友人、カウンセラーさん

また、その頃やっていたブログのうつ仲間達に

支えてもらいながら過ごしていくうちに・・・

少しずつではありますが

極端な白黒思考ではない考え方

出来る様になっていきました。

 

今まで・・・

親との楽しかった記憶や、親への感謝の想いで

相殺・撲滅・隠ぺいしなければ!と思い込んでいた

親への恨みの感情や、辛くて嫌な記憶。

 

そういう自分の中にある色々な気持ちを

消すのでもなく、包み込んで隠すのでもなく

「そのまま置いておけばいい」

と思えるようになったんです。

 

気持ちの一時預かり所

 

これって・・・当たり前の事なんですけどね。

「良いところも悪いところもある」のが人間。

「嬉しい記憶も 嫌な記憶もある」のは当然。

「それはそれとして」と、ひとまず心の一時保管所へ。

 

そうやって今できる事をやっているうちに

忘れちゃうヤツもあれば、長い事居座るヤツもいる。

でもそれもいじくらず、ありのままそのまま。

 

たまにズルズル出てきちゃうヤツもいるけど

考え過ぎず、そのままちょっと眺めたら

またそっと保管所へ戻してみる。

 

きっとそれが自然な気持ちの取り扱い方。(だと思う)

 

何もこんなにウンウン唸って悩んで

ひねり出さねばならない様な

特別に難しい事ではないはず。

 

でも・・・私にはすごく難しかった。

何で?どうして気持ちや感情の取り扱いが

自分はこんなに下手で、大変に感じるんだろう?

気持ちと感情の取り扱い難しい

 

それはきっと・・・

親が望んだ通りに上手にちゃんときちんと出来た時は

親の機嫌が良くて、褒めてもらて、自分の存在価値を感じられる。

出来ると褒められる

 

 

だけど・・・

 

ちゃんと出来なかった時には、親が不機嫌ですごく怒られて

体罰も怖くて、自分の存在価値が無いように感じてしまう。

出来ないと怒られる

 

そんな環境だった幼少期の影響で

「良い100%」で居ないといけない!

「悪いのは絶対ダメ!」っていう

極端な白黒思考が染み付いてしまったから

気持ちや感情の取り扱い方が分からなくて

大変に感じるんじゃないかな、と思う。

 

・・・母も私も。

 

白黒思考母娘

 

 

・・・と、ちょっと話が逸れちゃいました。

 

まぁそんな訳で「気持ちの一時保管所」を発見した私は

心身ともに緩やかにジワジワと回復していきます。

 

そして、これから自分はどうありたいかな?

という先の事も考えられる様になっていました。

 

 

さて。

その頃の母は、というと・・・

 

私のせい?

相変らず。

 

 

どうしろと?

 

続きはこちら↓

新たに湧く母への怒り
母への恨みも、嫌な気持ちも、感謝の気持ちも、いろんな思いを同時に持っていても大丈夫なんだ!と思えた私ですが・・・現在進行形で新たに湧く母への怒りとは・・・。

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