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↑こちらの続きです。
父に「母とどう付き合っていったらいいものか」を聞きに行った私。父の答えはシンプルで分かりやすかったけれど、私には難しい考え方だった。
父の職場を後にする際
「まぁさ、クヨクヨしないことだよ」
という言葉をかけてくれた。
考えても仕方のない事に対して
「どうしてこうなっちゃったんだろう?」
「私が悪かったんじゃないか?」
「やっぱり私はダメな人間なんじゃないか?」
という、ちょっとおかしな思考回路で(←今はそう思う)
物事をこねくり回して落ち込むことが多い私にとって
「クヨクヨしないことだよ」というアドバイスは
的を射ているんだろうなぁと感じた。
ただ、うつ病という病気の症状のひとつで
物事の捉え方や考え方が
よりクヨクヨしがちになっているのも事実。
過去を整理しつつ
薬を飲んで症状を抑えつつ
自分の物事の捉え方や感じ方を
少しずつ変化させていく努力をしながら
うつ病を治し、生き辛さを手放したいな・・・
そんな事を思いながら、父の職場を後にしたのでした。
その後、一進一退を繰り返しながら
少しずつ具合がよくなっていった私は
日常復帰の足掛かりとして
特養(特別養護老人ホーム)での
ボランティア活動を始めます。
ある日私はショートステイに来ていた
102歳の母と85歳の母娘に出会いました。
85才の娘は幼少期の母親に対しての不満を手放せず・・・
102歳の母親はそんな娘への不満や
大変だった自分の幼少期の寂しさを抱えたまま。
102歳と85歳。
私の勝手なイメージなんだろうけど・・・
その位の年齢になるまでの間に
過去の怒りや寂しさというのは
少しずつ忘れたり、薄まったりして
人によっては完全に手放す事が出来る様に
なるものなんじゃないか、と想像していたんです。
ところが目の前にいる高齢の母娘は
怒りや寂しさを新鮮なまま抱えている様に見えたし
それを語りながら涙を流す二人の顔はとても険しかった…。
まぁもちろん・・・私が見たのは
ショートステイに来ている時の姿だけだから
もしかしたら普段は自宅で仲良くしているのかもしれない。
でも・・・
私は驚いたし、恐ろしくなった。
だって102歳と85歳ですよ?
102年と85年生きているんですよ?
それだけ長い人生経験を積んでも・・・
幼少期の恨みってそんなに消えない物なの?
という事は・・・
私が手放せずに抱えている気持ちは
扱い方によっては、全く色あせる事なく
この先ずっと抱えていくことになるやもしれぬのだ。
↓老女たいこ。恨みに満ちた険しい顔のオババの可能性!!
怖い!怖すぎる!
正直そうはなりたくない!
恨みを抱えたまま生きていくのは嫌だ!!
嫌な気持ちはサッサと手放さねばならない!!!
相殺と隠ぺいには失敗したけど・・・
私がやるべき事は恨みや怒りの
廃棄処分だったのだ~!!!!
気持ちや感情の一時保管所を大きく育てる事と並行して
「廃棄したい思い」を捨てる場所を探すことにしました。
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